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うつ病
うつ病とは?
うつ病の患者数は近年増加しており、現在およそ73万人(厚生労働省大臣官房統計情報部:平成26年 患者調査)にのぼると報告されています。別の調査では、16人に1人が、生涯にうつ病を経験しているとも推定されています。うつ病は誰にとっても身近な病気であるといえます。
症状
うつ病の症状には以下のようなものがあります。
ひとつひとつの症状は誰もが感じるようなものですが、それらの症状が一定期間続くようであれば、うつ病のサインかもしれません。
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①こころの症状
- 抑うつ気分
- 興味または喜びの喪失
- 意欲の低下・おっくう感
- 食欲減退
- 不眠 など
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②からだの症状
- 肩こり
- 頭痛
- 腰痛
- 胃の痛み など
治療
嫌なことや悲しいことがあると、誰でも気分が沈んだりやる気がなくなったりすることがあります。うつ病の場合は、そういった日常で感じる一時的な気分の落ち込みとは違い、脳の伝達物質のバランスが崩れてしまい、脳の働きに異常をきたしてしまうため、本人の努力だけでは解決することが難しいのです。そのため、医療的な治療の介入が必要です。
治療方法は病気の状態により様々です。うつ状態をおこす原因がはっきりしているときは、その原因を取り除いたり、性格的にストレスなどの影響を受けやすい人は精神療法的なアプローチが効果的です。また症状が悪ければ抗うつ薬等のお薬による治療も行います。
うつ病は早急に専門の医師の診察を受け、早期診断、早期治療を行うことが重要な病気です。ご自身やご家族、周囲の方について心当たりがおありでしたら、まずはお気軽に当院へご相談ください。
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