河田病院 看護部

看護部の活動

看護部の活動

病棟紹介

1病棟 精神療養病棟52床

長期的な治療·療養が必要な精神疾患を有する方を受け入れる閉鎖病棟です。 精神症状の安定とともに、ADL が低下し、他病棟の治療環境が適さなくなってきた方や、 高齢者が多く占める病棟です。他病棟と比べ、要介護度が高く、処置量が多い傾向があります。

2病棟 精神病棟(身体合併症病棟)60床

精神疾患の治療に加え、身体疾患の治療を必要とする方を受け入れる閉鎖病棟です。 身体疾患の重症度に関わらず、精神疾患特有の症状·行動、薬の副作用などを考慮しながら 身体疾患治療に当たるため、精神科医と内科医が配置され、心身両面のサポートを行います。 医療依存度の高い患者(点滴·喀痰吸引·酸素療法·経管栄養が必要)や、 合併症·後遺症で介護度 の高い方を受け入れ、医療ケアから終末期の看取りまで対応しています。

3病棟 認知症治療病棟60床

精神症状及び行動異常がとくに著しい重度の認知症患者を対象とした急性期治療を行う閉鎖病棟です。 ADL に関わらず、幻覚妄想·夜間せん妄·徘徊·弄便·異食等の症状が著しく、 その看護が著しく困難な方を対象に専門的な入院治療と手厚いケアを提供します。 すべての方に対しで、生活機能回復の為の訓練·指導を1日4時間、週5日行います。

5病棟 精神病棟(男性慢性期病棟)66床

2階は、主に鍵のかかる個室仕様、3階は隔離室を備えた一般病室で、いずれも閉鎖病棟です。 長期入院を要する治療抵抗性統合失調症や、自閉症スペクトラム障害、知的障害者等行動障害を有する (長期在院者の中で行動障害が原因で退院・地域移行できない)方を受け入れています。 環境を整え、衝動行為·問題行動に対処し、生活能力·退院意欲を低下させないよう、 患者のストレングスに目を向けた働きかけを行なっています。

8病棟 精神科急性期治療病棟37床

隔離室9床を備えた、主に個室仕様の閉鎖病棟です。統合失調症、気分障害など精神症状により社会生活が困難となった方、 また、適応障害等で休息のために入院することも可能です。新規入院患者(3か月間入院していない方)が対象で、 90日以内の症状の改善·自宅退院を目指す主治医制の病棟です。個室料金がかかります。

9病棟 精神療養病棟(開放)51床

長期の入院を要する精神疾患を有する方を受け入れる開放病棟(8時間以上施錠されない病棟)です。 生活習慣を整えるために短期入院をされる方、退院前に社会生活技術訓練が必要な方を受け入れています。 長期入院による日常生活スキルの低下、退院への意欲の低下に働きかけ、退院支援を行います。

10病棟 精神病棟(亜急性期病棟)70床

精神科急性期治療病棟の対象ではない方や急性症状を繰り返す方、段階的な精神科治療が必要な方、 隔離拘束を要するような身体合併症治療にも幅広く対応し、症状の改善と退院に向けた支援をします。 階ごとに隔離室を併設し、急性期の保護と安全に努め、回復期では社会生活をイメージしつつ、リハビリ、退院支援を行います。

外来

精神科・SRC

病棟や地域と連携し、入院前から退院後まで継続した治療と看護を提供しています。

利用される方が、安心して治療をうけられるような環境に配慮しています。